いろんな問題を解いてると
こんなの聞いたことないとか、習ったことないとか
そういう言葉が出てくることがあります。
そんなときの反応で
「この子は伸びそうだ。」とか
「この子はなかなか伸びないかも。」と感じることがあります。
伸びそうな子は
「こういう問題があるんだ!」
と、その問題を覚えてしまおうとする子。
伸びにくいだろうと思う子は
「これテストに出るん?」
と聞いてくる子です。
テストや入試にそれが出るかどうか?
そんなことはボクにもわかりません。
多くの問題を見ていけば
「これはよく出る!」とか「この問題多いよね!」とか
そういう傾向はわかりますが
あくまで問題は出題者が作るもの。
教科書から大きく逸脱したものでなければどんな問題でも出る可能性があります。
そもそも問題やってて出たんですから、テストで出る可能性は充分あるでしょう。
問題なのはそれがテストに実際に出るかどうかではなく
「これ出るん?」
と言わしめる心の問題です。
新しいものが出たら「覚えてたら、出たらラッキーだよな。」と考えて
とりあえず覚えれば、自分のプラスになる。
知識は多ければ多いほどテストでは有利になります。
自分の知ってるものがでる確率が上がるからです。
だから、出るかどうかじゃなく、知らなかったんだから覚えようという気持ちを持ってほしい。
ちなみに、伸びそうな子の中で、確実に伸びる子はこんなとき
「知識が増えたこと」を喜ぶんです。
知識欲が旺盛な子はやはり伸びます。
もし、見たことない問題にでくわしたら・・・。
「これテストに出るん?」
とかセコイこと言わず、知識が増えることを楽しんではどうだろうか?