ボクの考える、やる気を出すのに最も大事なのは好奇心だと思います。
例えば、ボクは子供のころから虫が好きで
図鑑や本を読みまくりました。
そして、本で見た虫を実際に見たいと、野山に出ては採集に行きました。
ファーブル昆虫記を読むと
フンコロガシがどうしても見たくなり
近くの牧場に金網よじのぼって入り
牛ふんがあちこち落ちてる草原をかけまわり
見つけたフンコロガシの観察をしたこともあります。
図書室に行くと、虫関連の本を探しまくり
読みまくる日々。
虫を好きになると、いろいろ読み
次はどんなところにすむかとか、どんなもの食べるかを知るようになります。
例えば、オオムラサキ(蝶)を知ると、成虫は樹液に来ることがわかり、幼虫はエノキの葉を食べると本に書いてあります。
そこで、エノキってどんな木かを樹木の本で調べるということをします。
というように、興味を持つとそのことを知るために、いろんな手段を使い、いろんなことを調べて覚えようとします。
勉強って、自分の知らないことを教科書や参考書で見たり、調べたりして、新しく得た情報を覚えていく作業ですよね。
好奇心を持ち、いろんなことに興味を持つと、必然的に勉強の際にやるべき行動を起こします。そしてそのやり方が身についていきます。
勉強じゃなくてもいいんです。
何かに興味を持ったら、なんでもダメ!とか言わずに、その好奇心を大事にしてあげてください。
そして、いずれ目覚めたときに、勉強の本質のわかる子にしてあげてください。
好きなものを取り上げることは、そうした機会を失うだけでなく、生活そのものに楽しさを感じなくなり、好きなものを奪った時間を勉強にあてたとしても、やる気は出ないし、いいことなんかありません。
ウチはボクが虫好きなのを咎められたりすることはありませんでした。
自由に行動させてくれ、協力もしてくれました。
そんな家族には感謝しています。
まあ、おかげでいまだにクワガタ飼育なんかやってますが・・・・。
好きなものを追究する。そのエネルギーや手順は必ず勉強に役立ちます!
どんなことでもいいので、子供が何かに興味を示したら、まずそこを伸ばしてあげたらいいんじゃないでしょうか?