別府市の高校生は、医学部とか、東京のほうの難関私大を狙う子もいるが
大半の子は、国公立指向で、特に九州内や九州から近いところを受験する子が多い。
特に、大分大学を狙う子が多く、どちらかといえば地元またはその近くでって感じの子が多いのかな。
九州内あるいはその近辺には、大分大のほかに熊本大学や宮崎大学、山口大学などの中堅大学が多くあり、別府の高校生はそういった大学を志望する子が多いのだ。
で、ボクはそういところを狙う生徒に
「まずは九大を狙いなさい。」と言う。
九大は、この圏内では最高クラスの難関大学です。
ほとんどの子が「いや~。自分には無理なので・・・。」
なんて答えます。
それでも九大を狙え!と言います。
まず、国公立大学というものに対する甘い考えを捨ててほしい。
中堅であっても、国公立大学に合格するのは簡単ではない。
たまたま、競争率が低いこともあるが
大体どこも3倍~7倍程度の競争率となることが多い。
その倍率で、ライバルを蹴落として合格するにはそれなりの学力と覚悟がいる。
九州大学は確かに、そうした中堅大学を狙う子から見るとレベルが高くて手が届かないように見えるだろう。
しかし、そこを目標とし、模試の成績を見たときに
「九大にはまだまだ足りない!」
と奮起して勉強していくことが重要である。
そもそも、判定が悪くて心折れる、なんて精神力じゃ受験は勝ち抜けない。
あるいは、志望校でA判定が出た!なんて喜んで慢心するようでもダメ。
九州大学を狙うと、まだまだ自分を高めないといけないと思うだろう。
そして、最終的に九大に届けば受ければいい。でも、届かなくてもそれに到達しようと努力してきた子は、中堅大学には充分通る学力が身についてるはずだ。
もちろん、高3のこの時期になれば、ある程度現実的な志望校を設定することが必要かもしれないが
少なくとも高1・高2あるいは高3初期の段階では、ぜひ九大を狙ってほしい!
そして、最終的には九大じゃなくていい。自分の行きたい大学にぜひ合格してもらいたい!
ボクはみんなの合格の瞬間を見るために、この仕事を続けているのだ。