まず、数学の計算練習は少しでもいいから毎日やること。
一日サボれば、感覚が鈍って取り戻すのに数日かかります。
毎日練習すると必ず成果がでます。
一日何問とか決めておくといいです。
次に、練習用のノートをつくり、途中式を省かないこと。
間違いがすぐに探せるということは言うまでもないですが、実はそれ以上に書く意義があります。
それは目に入ることで、視覚から記憶できるということです。
計算は毎回数字が違ってて、解くには計算力が必要。と思われるかもしれません。
しかし、所詮小中高の勉強は基本暗記。テストも暗記量を競うものとなっています。
暗記による学習の良し悪しはさておき、暗記すれば点がとれるは事実です。
何度も計算していくうち、そして何度もその計算過程を見ていくうちに
数字のパターンとか、〇×△がいくらとか、いろんなものが頭に残っていきます。
ボクは先日、計算早いと書きましたが
例えばそろばんや暗算を習ってる子に、普通の計算で勝つことはできません。
しかし、数学を解くという意味ではまず負けません。
これまで何度も何度も繰り返してきた積み重ねで
いろんなパターンが頭に入ってるからです。
また、まともな計算力という意味ではそう早くないがために得たものもあります。
それは計算をいかに楽にするか?という工夫です。
ボクはなるべく楽をしたい!
苦労せず、答えはきちんと正解したい。
そんな気持ちで勉強していました。
そして、いろんな場面で、どうやるのが楽か?どうすれば早いか?
常に最善を選択していけるよう努力しています。
その結果が、例えば共通テストなどの問題をほぼ半分の時間で解くスピードにつながっています。
何度も言いますが、これはボクが特別なのではなく
普通の人間でも練習で誰でもできるようになることが重要です。
スポーツや芸術はそうはいかないでしょう。
生まれ持った才能+練習が必要だと思います。
しかし勉強は練習でかなりカバーできるんです。
まずは今日から、計算毎日練習を、さっそく計算ノートを準備して始めてみてください。
数か月後、変化がみられると思います。
※自分の場合、中3のはじめに目覚め、夏ごろから成果が出始めました。
個人差あると思いますが、例えば受験生でもこれから受験までにレベルアップは可能です。
2学期以降からだとかなり厳しい。
その3では、外でカンタン計算練習のやり方を紹介します。