ちなみに写真は晴れた日のサザンカ。
みなさんは椿と山茶花どう違うか?って気にしたことあります?
今回はその違いを解説!
冬の花の代表格!といえば、やはり椿と山茶花ではないでしょうか?
しかし!それにしてもよく似ている・・・。
それもそのはず。
どちらもツバキ科ツバキ属なので、基本同じ種類の植物ということになります。
では見分け方スタート!
①花の形を見よう!
まずは椿をご覧ください。
これが椿の花。
こちらは山茶花。
一概には言えませんが、椿はカップのような形で、山茶花のほうが平らなイメージ。
ただし、これは一般的な椿と山茶花の違いで、それぞれ様々な品種があるので注意!
②花の散り方
椿の木の下。
山茶花の木の下。
椿は花弁が散らずに、花ごと落ちる。
山茶花は花弁が一枚一枚散る。
これはかなり見分けるのには役立ちます。
③花期
山茶花が10月ごろ~1月ごろ
椿が12月ごろ~4月ごろ
という感じで、山茶花は秋に咲き始め冬の間に散り
椿は冬に咲き始め、春に散るという具合です。
もちろん地域差や個体差があるので、これも注意が必要です。
④葉の大きさ
椿の葉。
山茶花の葉。
これだけ見てもわからないですよね・・・。
一般的に椿のほうが、山茶花より葉が大きめ。
あとは葉のつけねに毛が生えてるのが山茶花。毛がないのが椿。
とこんな感じですかね。
あとはたたずまいかな。
これでみなさんも見分けられますね!
ちなみにボクの行動範囲では、圧倒的に山茶花が多い。
みんなも探してみてね!
<ツバキ>
被子植物
双子葉類
キク類
ツツジ目
ツバキ科
ツバキ属
ツバキ(ヤブツバキ)
<サザンカ>
被子植物
双子葉類
キク類
ツツジ目
ツバキ科
ツバキ属
サザンカ
ちなみにこれら両種は、虫に花粉を運んでもらう虫媒花であるが、寒くて昆虫の少ない時期に花がさくことから、風でも花粉を運ぶ。