今朝は北浜の海岸沿いを歩きました!
海を眺めながら歩くのは本当に気持ちいいです!
そのときのようすは宮脇塾長のブログをご参照ください!
また、どれくらいの距離歩いたか知りたい方はコチラをどうぞ。
このブログでは松の木について細かく見ていこうと思います。
なんといってもテスト頻出!
松の木のつくりを教科書でしか見たことない自称理科の先生たちが
これまた松の木を観察したこともない生徒たちに教えている現状・・・。
理科は生きた知識が大事です!
今の時期はこんな状態のものをみることができます。
てっぺんの赤い部分が雌花です。
ここに胚珠があり、今後種子がつくられます。
雌花の根元にあるこの小さな花の集まり。
これが雄花です。
もちろんこの中で花粉がつくられています。
ちなみにこれが昨年の雌花。だいぶ大きくなっています。
このあとさらに大きくなり、鱗片を開いて種子をばらまきます。
これまでの写真でわかるとおり、松の花は決して色鮮やかではなく、いいにおいもしないし、甘い蜜もでません。
そのため、花粉を運んでくれる虫なんかきてくれません。
そのため風で花粉を運びます。(風媒花)
自家受粉を防ぐため、雌花のほうが高い位置にあります。
また、種子は羽のようなものがついており、これも風で飛びやすくなっています。
松の種子は、甘い果実に覆われているわけではないので、種子をのみこんで遠くに運んでくれる動物もいません。そのため種子も風ではこびます。
ボクは今も、参考書や教科書を見て勉強することはありますが、自然のものはできるだけ実際に見るようにしています。
毎年のようにいろんなものを見ています。
フィールドに勝る参考書はないと思っています。
みなさんもぜひ!時には身の回りの植物に目を向けてみてください。
今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。