散歩中、バッタやイナゴなんかに出会うことがあります。
今朝は結構、出会いました!
オンブバッタ
オンブバッタはまさに最後のカップル成立シーズン!
このあとメスは産卵しにでかけるのでしょう。
がんばってください!
ハネナガイナゴ
こんな間近で撮影できるとは!
イナゴはやはり飛ぶのでなかなか写真撮りにくい。
今回はラッキーでした!
性別不明ですが、これからパートナー探しかな?
ツチイナゴ
羽短いのわかります?
そうです。これ幼虫なんです。
かわいいですよね!
こっちも
ここにもいました。ツチイナゴの幼虫。
これは色鮮やかできれい!
さっきのよりひとまわり大きいので脱皮1回分くらい進んでいると思われます。
通常、バッタやイナゴのなかまは、晩夏から秋にかけて産卵します。
つまりこの時期、ほとんどが成虫のはずです。
そして卵は春過ぎに孵化し、春~夏にかけて育ち、また晩夏に成虫となり、パートナーを探して交尾・産卵するという流れです。
そうすると、ツチイナゴはまだ幼虫なのに大丈夫なんでしょうか?
実は、ツチイナゴはこのバッタ類のなかでは珍しく、越冬するイナゴなんです!
今、幼虫であるツチイナゴはほとんどが10月末くらいまでに成虫となり、そのまま枯草のかげなんかで越冬します。
他の種のほとんどが卵で越冬するので、これはかなり異例!
そして、春~初夏にかけて活動し、その期間に交尾・産卵する。
卵は晩夏~初秋に孵化し、冬になる前までに成虫に育つ。というライフサイクルである。
こういうの知ると楽しくないですか?