今朝は美しい鶴見岳を見ながら近所を歩きました! 今朝はちょっと大きめのカブトムシ見つけた! これはプレゼント用に持ち帰りました。 今年初!クロカナブン発見! なんと!カラスアゲハ撮影チャンス! こんな近くで撮れるとは・・・。 ありがとうございました! そのあとも草花を観察しながら歩きました。 なかなか充実した散歩でした!
今日は天気もいいし とにかく鶴見岳が素晴らしい! 今回は南立石公園内をとにかくぐるぐるまわりました。 公園内は1本道ではなく、あれこれ道が枝分かれしてるので、結構飽きずに歩けます。 秋に紅葉が美しいモミジバフウの通りですが・・・。 見てください! 夏のこの通りもこんなに美しい! やはり緑はいい! ショウリョウバッタノ幼虫にも出会えました! かわいいな~。 連れて帰りたかった・・・。 そして・・・。 ナツアカネ大サービス! めっちゃ接近したのに逃げず おとなしく撮らせてくれました! やっぱこの赤、美しいな~。 とこんな感じで 公園内をぐるぐるまわるのも楽しい!
哲也はいつもの砂利道に立っていた。 よく見れば、この日もハンミョウはいる。 今日はこいつらの秘密を暴いてやる! 哲也はそう息巻いていた。 ハンミョウの成虫をよく見るのは、先述のとおりこの砂利道とその周辺。 砂利道の脇にある草むらの外側にある固い土の原っぱ。 そして、原っぱの脇を流れるコンクリートで固められた用水路のまわり。 この通りを抜けると、まったくいないわけではないが、極端に数が減るのは明らかだった。 間違いなく原っぱか用水路に秘密があるとにらんでいた。 哲也は草をかきわけると、固い土の原っぱの上に立った。 そしてまずはあたりを見渡す。 ときどきハンミョウが這ってるのが見える。 意気込んできたものの、何から手を付ければよいかわからない。 きょろきょろしながら途方に暮れる。 そもそも何を探せばいいのか・・・。 哲也はもっとちゃんと下調べをしておくべきだったと後悔した。 本や図鑑でハンミョウのことをもっと頭にたたきこんで来ればよかった。 だが、哲也はすでにフィールドにいる。 何か行動するしかない。 とりあえずは固い土の原っぱを歩く。 まわりをキョロキョロしながら一度端から端まで歩いてみた。 とりあえず何も見つからない。 もう一度歩く。 今度は下を見たり上を見たり、目線を変えて歩く。 何も見つからない。 自分のレベルでは何もできないのか? 哲也にはファーブルのような知恵も根気もない。 結局、少々昆虫が好きなだけの普通の少年なのだ・・・。 なんか悔しかった。 哲也はふてくされたようにその場にすわりこんだ。 歩き回って足も疲れた。 ついでに少し休もうか・・・。 そう思いつつ、ふと見ると1匹の小さなカエルがピョンピョンと前に進んでいるのが見えた。 「かわいいな。」 哲也はなんとなくそのカエルの行先を見つめていた。 体長1cmか2cmかそこらの小さなカエルだ。 そのカエルがジャンプをやめ、立ち止まった。 せっかくだから今日はカエルでもつかまえてみようか? などと考えていた。 そのとき、カエルが不自然なかっこうになり、土にへばりついた。 「なんだ?」 思わず声をもらした。 見ていたがそのカエルはジャンプもせず、横腹が地面に吸いつけられるようにからだを傾けたままの状態になっている。 足をばたつかせているが、その場から動かない。 何かが起こっている。 哲也はゆっくりとそこに近づいた。 どうやらそのカエルは地面にある穴に引き込まれているようだった。 「なんかいる?」 そう思ったとき、ふとその近辺を見ると・・・。 地面に小さな穴がたくさんある。…
2日間、思ったように歩けなかったので 今日はがんばってちょっと長めに歩こう!と外に出ました。 晴れてて気持ちい天気でしたが、鶴見岳は雲であまり見えませんでした。 樹液が超にぎやか! 期待できるかも? 進んでいくと・・・。 カブトムシ♂発見! さらに・・・。 こっちにも! といい感じですが・・・。 あまりにミニサイズ・・・。 というわけで、今回この2頭は逃がしてきました。 気を取り直して河原へ。 見てください!この精悍な姿を! 少し前はちみっちゃいのしかいなかったカマキリの幼虫が 今はこんなでかいのがいる! これでまだ幼虫なので、もう少しして成虫が見れるの楽しみですね! さらに ショウリョウバッタもかなりでかい幼虫が! こういうのに出会うとテンション上がりますね! スッポンも発見して大満足! な散歩になりました! 距離はどうなったかなぁ・・・。 結果は明日!→チャレンジ1000kmのブログにて
ヤマメは哲也の大好きな魚の一つだ。 哲也の家は多々良川という川のすぐそばにあり、釣りや魚とりには困らない環境であった。 しかし、哲也の住んでいた篠栗というところは盆地的な場所であり、三方を山に囲まれ、一方が福岡市へと抜ける通りになっている。 多々良川が近いが、このあたりは川の中流といったところだ。 フナやコイ、ナマズやオイカワなど魚種も豊富で、毎日狙う魚を変えて釣っても楽しめるほどだが、さすがにヤマメのような渓流に棲む魚はいない。 だが、ヤマメを釣ったことがないわけではない。 父に連れていってもらい、釣ったことがある。 と言っても県外の川である。 自分で多々良川の上流まで自転車で長時間かけて向かったこともあるが、それでも釣れたのはオイカワやムギツク、それにアブラハヤだ。 おそらくヤマメはいないだろう。 そう思っていた。 なので、哲也にとってはヤマメは憧れの魚だったのだ。 本などでヤマメの姿を見ては、いいなぁとため息をついていた。 父にそうそう連れていってもらうわけにもいかない。 小学生の哲也に、一人で地元から離れた遠い渓流に行けるはずもなく、ヤマメへのあこがれは強まる一方であった。 高学年のころ、哲也はふとしたことから 篠栗に「新四国八十八か所霊場」というのがあるのを知った。 もともとはこのころ歴史に興味を持ち、空海などのえらいお坊さんの存在を知って、いろいろな本を読んだり調べたりしていた。 そのとき、真偽は哲也にはわからなかったが、 篠栗に空海がやってきて、八十八か所の霊場を開いたと言われているらしいことを知った。 哲也は教科書に載るような人物が、自分の住んでる町に来たことがあると思うとわくわくした。 そして八十八か所を回ってみたいと思った。 そして哲也は、家から一番近いところにまず行って、しおりをもらってきた。 一日では無理だが、5日~10日ほどまわれば制覇できそうだった。 哲也は全部まわれるかはわからないが、とにかく一度行ってみようと思った。 最初に家から遠いところを選んだ。 理由はもちろん、あとが楽になるようにするためだ。 ある日曜日、哲也はばあちゃんに水筒とおにぎりを準備してもらった。 そして朝早めに家を出て自転車をこぎだした。 地図ではわかりにくいが、多々良川に流れ込む小さな支流にそって、山道を上っていかなければならない。 おそらく途中からは自転車がこげず、押していくことになるだろう。 それを見越しての早い出発だ。 行きさえがんばれば帰りは下りばかり。自転車なら超楽ちんだろう。 とにかくがんばって目的地に進む。 信仰心があるわけでもない男子の、気楽な一人旅の始まりである。