なんだかんだで1か月! 雨で思ったように歩けない日もありましたが 基本、毎日歩いてます! というわけで結果発表です。 30日目結果3.4km! 31日目結果3.9km! というわけで二日間合わせて・・・。 結果7.3km! 累計115.2km! 残り884.8km! なかなかいいペースではないでしょうか? ウォーキングのようすについてはコチラ ウォーキング中に出会った植物や昆虫についてはコチラ
サクラソウ、知ってますか? めっちゃかわいいんですよ! この花びら!そしてこの色!サクラソウという名に恥じないかわいさ! 見たい? 残念なことに、どこにでも見られるわけではありません。 湿原や高原などで局所的に見られます。 これはタデ原湿原で撮影しました。 そんなに花の時期長くないと思うので、見たい方は久住へGO! 見に行くの大変ですが、それだけの価値はある花です! <サクラソウ> 被子植物 双子葉類 キク類 ツツジ目 サクラソウ科 サクラソウ属 サクラソウ 標高の高い林間、湿地、高原で探してみてください。 先述のタデ原湿原なら、今なら確実に見れます。 ※例の木の橋歩きながら見れますよ。
哲也の家から歩くと15分ほどのところ・・・。 民家の間の車が通れないほどの細い道路を進むと、その先の両側を草で覆われた200段ほどの石段がある。 石段には周りからの草やササがおおいかぶさったりして行く手を阻んでいる。 そんな石段を登っていくと小さな神社がある。 名前もわからない。 お参りに来る人もいなさそうだ。 ここで、友達以外人にあったことがない。 賽銭箱もお金は入っていない。 車の音や、人が歩く音なども全く聞こえず、隔離された世界に来たような錯覚さえ覚える。 そんなさびしい神社だったが、哲也はよくその神社に遊びに行った。 たまに友達と行くこともあったが、一人で行くことも多かった。 なぜそんなさびしい神社に行くのか?というと そこは昆虫の宝庫だったからだ。 まずは石段。周りの草むらにはバッタやカマキリのなかまが多くいた。 花には蝶や蜂が飛んでくる。 石段の上をときどきオサムシやシデムシなどが走っていた。 石段は結構きつかったが、登りきるとまず神社の軒下の砂地でアリジゴクがたくさん見つかる。 そして、ここは木の宝庫でもあった。 様々な種の木々がたくさん並んでいた。 ここはカブトムシやクワガタが集まるような、樹液を出すクヌギやコナラなどの木はなかったので、それらをつかまえるのには向いてない場所だった。 だが、カミキリムシやタマムシがたまに見つかるし、何よりたくさんの種類のセミがいた。 近所の公園でも、クマゼミやアブラゼミ、ツクツクボウシはどこにでも見られた。 自宅の畑にあるひのきにも来るし。 ただ、この神社は他の場所ではあまり見つからないヒグラシやミンミンゼミもいたし、ニイニイゼミもいたのだ。 つまり、このあたりにすむセミのほとんどをここで採集することができた。 哲也はセミも大好きだった。どのセミもそれぞれ特徴的で、鳴き声も違ってて好きだったが、中でもクマゼミは特に好きだった。あのからだの大きさと迫力ある声。 セミは短命である(地上では)ことを知っていたので、持ち帰って飼うとかはほとんどしなかったが、採集するという行為は好きだった。 いろんな種類のセミをつかまえて、カゴに入れて眺める。そして帰り際に逃がして帰る。 ただそれだけなんだが、それが楽しくて、哲也はまたその神社にでかけた。
哲也は、コップに水をはって、そこに松の枝を挿した。 そして、例のウバタマムシを飼ってみた。 枝に登ったり、皮や葉をかじるようなそぶりを見せていたので、安心した。 しかし、そのウバタマムシは数日で死んでしまった・・・。 エサが悪いのか、環境が悪いのか・・・。 はたまた、単に寿命だったのか・・・・。 これについては今も答えはわからない。 と、哲也の飼育失敗の話はさておき、父がついに松の木の残りも処分するというので、哲也も見に行った。 もろいところがあぶないので、上から20cmずつくらいカットして、それぞれ燃やして処分するという作戦だ。 木はかなりもろくなっていて、前回は硬くて切るのが大変と言ってた父だったが 「こりゃカンタンや。」 と軽々とカットした。 父はその木片をコロンと転がした。 哲也はその木片を見た。 「なんか、穴がたくさんある。」 見ると、切り口にはたくさんの穴があり、木くずもつまっている。 「もしかして?」 哲也はナタを持ってきた。 このもろさなら哲也にも割れそうだ。 カンとたたくと、木が割れた。 そしてそこには・・・・。 「タマムシの幼虫!」 哲也は図鑑で見たタマムシの幼虫を発見した。 もしかすると、この木はウバタマムシの産卵木になっていたのでは? 次の木片が父によって転がされた。 哲也はそれも割ってみる。 さっきのより根元に近く、さらにやわらかい。 「あっ!蛹!」 おそらくタマムシであろう、蛹がいた。 また形の違う幼虫も現れた。 「カミキリの幼虫!」 哲也は興奮しっぱなしだった。 図鑑でしか見たことのないものが今目の前にたくさん出てきている。 「すげー!」 カミキリムシは哲也はこの木で発見したことはなく、蛹や新成虫も出なかったため、種類まではわからなかったが、タマムシの幼虫に似ていて、でもなんかずんぐりしていて、間違いなく図鑑でみたカミキリムシの幼虫であった。 しかし、ここで問題が発生した。 これらをどうやって飼えばいいのか・・・。 成虫にするすべも知らない。 困っていると、父が一言。 「その木の中で生きちょんのやけん、その木のまま飼えばよかたい。」 「なるほど!」 哲也はそんなこと考えつかなかった。 「ありがとう!」 父は、ケースに入れやすい大きさにカットした木を2,3個つくってくれた。 で、大きめのケースにそれらを入れて、湿気がなくならないようにクワガタを飼うときに使ってたオガくずを入れた。 そして、そのまま放置した。 翌年、哲也はその存在をほぼ忘れていたのだが・・・。 なんか急に思い出して、かごを見てみた。 「ウバタマムシだ!」 そこには地味だけど、なんか光沢があるあのウバタマムシがいた。…
暖かくなってきて、テントウムシが多くみられるようになりましたね! というわけで、今回はいろんなテントウムシを集めました! ニジュウヤホシテントウ。 二十八個の星があるテントウムシです。 よく知られるテントウムシは、アブラムシなどの小さな虫を食ますが この種は葉っぱを食べます。 畑では野菜食い荒らす害虫です。 こちらはおなじみ!ナナホシテントウ。 ナミテントウ。これは黒に赤い斑点ですが、色は様々な変異があります。 これがテントウムシのさなぎです。 葉や壁などについてることがあります。 テントウムシをよく見る場所で探してみてください。 これがテントウムシの幼虫。 この時期よく見られます。 基本、成虫と同じもの食べる種が多いので、成虫がいるところを探せば見つかるかも?です。 かわいいテントウムシの世界。 みなさんものぞいてみては?