これまで3か月以上にわたって飼育してきたナナフシたち・・・。 悩んだんですが・・・。 今回、野外に逃がすことにしました。 5月に幼虫をつかまえてきて 葉っぱを与えて育て みんな見事に脱皮して大きくなり、成虫になりました! 珍しいとされるオスの飼育も実現。 交尾も見たし、産卵も確認できました! 卵が孵化して幼虫が生まれるかどうかは、来春にしかわかりません。 とりあえず今年の目標はほぼ達成できました。 毎日エサの調達大変だし、枯れた葉っぱにコバエがくるけどナナフシいると殺虫剤もつかえないため、コバエが多くなるし・・・。 でも愛着あって、毎日その姿を見るのは楽しみで・・・。 と、かなり葛藤しましたが、今朝決断し生息地に逃がしにいきました! お別れします・・・・。 草むらの中へと消えていきました・・・。 さびしいですが、残りの余生を自然の中で全うしてほしいです。 <科学の部屋・ナナフシの種類> 今回7匹のナナフシを飼いましたが、実は1種類ではなく2種類のナナフシを飼っていました。 触角が長いのがエダナナフシ。 触角が短いのがナナフシモドキです。 7匹飼育していましたが エダナナフシ♂1♀3 ナナフシモドキ♀3 という内訳でした。 今年は野外でナナフシの♂を全部で7匹見ましたが・・・。 実はすべてエダナナフシ。 ナナフシモドキの♂は今年1匹も見てないので、見つけれたらいいなぁと思います。