ボクの考えるノートの使い方は大きく3種あります。
(授業・宿題・科目ごとのノートを除く、自主学習用のノートの使い方)
いろいろご意見はあると思いますが、とりあえず3種紹介していきます。
まず3種とは
①計算用ノート
②暗記用ノート
③間違い直し用ノート
です。ボクは高校時代、これらを三種の神器と読んでいました。
まあ、そんな呼び方してたボクのセンスはともかく、一応理に適ってる!
と思っています。
まず①計算ノート。
これは文字通り、計算練習のためのノートです。
計算力を上げる=素早く正確に計算する
という力を身に着けたい場合、毎日計算を実際に練習するしかありません。
そしてサボるとすぐに衰えます。
ボクは数学の問題を解くのが速いです!(自分で言うか?)
それは、計算練習を毎日欠かさずしていた、および今もしているからです。
これについてはまた別途記事書きますが・・・・。
計算はとにかく練習しないと早くならない。
また、何度もやるうちにどうやると早いかというコツがつかめてくる。
ボクがみんなの計算を見てて思うのは、効率悪い計算のしかたをやってる!
ということです。何度も訓練するうちに、人間は楽したくて、楽な方法を身につけていきます。
また、計算ミスが多い子は、計算練習が圧倒的に不足しています。
ノートに残すことにより、計算のどこで間違えたかあとで確認できます。
そして、大体間違える人は、毎回同じような間違いを犯していることが多いのです。
計算ノートは
練習をたくさんこなす。
早い計算方法を見つけ、身につける。
計算ミスの原因を探り、ミスを減らす。
ということに役立ちます。
次に②の暗記ノート
これは文字通り暗記するときに使います。
科目を決めるのではなく、暗記するときはどの科目もこのノートでやります。
ボクの場合、英単語や古語を覚えるときは
ノートのページを半分に折って
左側に英単語(古語)、右側に訳を書き
英単語を見ながら訳を言う。
訳を見ながら英語を言う。
みたいにしていました。
で、覚えたかチェックするのもこのノート。
別のページを開き、そこに単語を実際に書けるかテストします。
間違いがあれば、再度覚えなおししてテストします。
こうして全問正解になるまで繰り返します。
これで完全に覚えます。
また、1週間ほどしたらもう一度テストしてみるというのをやってみたりします。
単語だけでなく、社会や理科の語句なんかでも使えます。
また、有機化学の反応経路を何も見ずに書いてみたりもしていました。
1か所でも間違えたら、もう1回というふうにルールを決めてました。
暗記は覚える努力も大事ですが、覚えたかどうかのチェックも大事です。
覚えたつもりやうろ覚えは、点数を失うことにつながります。
完全に覚えるまで徹底する。
それを暗記ノートで毎日やり続ける。
これがボクがやってきた覚え方です。
そして③の間違い直し用ノート。
これも文字通り間違いを直すためのノートです。
問題集を解いたり、テストが返却されたりしたときに間違ってたものがいくつかあるはずです。
このノートはその間違いを直すためだけのノートです。
テストで間違えた問題は、自分が覚えていなかったり、解けなかったりと
自身の弱点を表すものです。
それを覚えこんで、次に活かせば同じ間違いはしません。
このノートも科目は関係なく1冊でOKです。
どのテストでも帰ってきたら、間違えた問題をそのノートにやりなおしていきます。
必要あればその内容を暗記ノートで覚えます。
間違いが計算であれば、計算ノートで改めて計算してみます。
こうすることで弱点は少しずつ減っていくはずです。
これらの使い方の利点は科目に関係なく使うので準備が3冊で済むこと。
少ない数を管理するほうがカンタンだし、持ち運びも便利。
そして見直しも基本はこの3冊を見直せばいい。
まあ、欠点があるとすれば、最初は3種で3冊ですが
勉強していけばノートを使い切るので、新しいノートに変えますよね。
それでノートが増えていくことになるくらいです。
でも、勉強するうえで必要なことであるともいえます。
ボクは高校3年間でノートを使いまくり、受験終了時に段ボール箱6箱分になっていました。
特に計算ノートはそのうちの50~60%くらいあったと記憶しています。
(ちなみに最後捨てるときなんか悲しかった・・・。)
ボクはそれだけやってきたからこそ、数学解くの早いし
もともと早かったわけではないので、誰でも練習すればできると思っています。
みんなも、ノートの使い方=勉強の仕方をちょっと考え直してみてはどうでしょうか?