Category: 科学の部屋

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 イモカタバミ 【別府 塾 学習塾 個別指導 高校受験 中学理科】

中学理科でよく出てくる「カタバミ」 黄色いかわいい花で、葉がハート型。 日当たりの良い堅い地面のところで見られる と習いますが・・・。 実はカタバミと言ってもいろいろ種類があるのをご存じですか? 草むらに多く、背が高くなるムラサキカタバミ。 花も葉も大きくて、川沿いなどに多いオオキバナカタバミ。 そして・・・。 一見、ムラサキカタバミによく似てますが・・・。 どちらかというと日陰に多く ムラサキカタバミが中央部が白いのに対し、これは中央の方が濃い紫になってますね。 そして・・・。 ムラサキカタバミはやくが黄緑ですが 写真のものは黄色。 これはイモカタバミ。 このように、カタバミ=日当たりのよい場所の植物 と、教科書では習いますが、実はいろんな種類があり、いろんな特性のものがあります。 自然観察することは、こうしたいろんなものを見る力を養うことができます! さあ!ぜひ君も今日からフィールドへ出てみないか!?

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 ねむの木 【別府 塾 学習塾 個別指導 高校受験 大学受験 自然科学 理科 植物】

今回はねむの木を紹介します! 実は今日、ねむの木の花が鮮やかに咲いててびっくりしました! ねむの木の花が見れるのは初夏。 感覚的には6月中旬~7月中旬というイメージで 実際に今年もその時期に、いろんな場所でねむの木の花を見ました! しかし! この9月初旬に・・・。 けっこうガッツリ咲いてる! しかもきれい! どういうこと? 実は・・・。 本来、ねむの木の花期は6月~9月。 しかし、あまりに暑くなると花が散ってしまいます。 その後、ほとんどがそのまま咲かないのですが・・・。 中には8月下旬ごろ、少々気温が下がり始めてからまた花を咲かせるものもあるんです! ボクは別府市内でもかなりたくさんの場所でねむの木を確認していますが この時期に花を見たのは記憶の中では初。 みなさんもぜひ!探してみてください! <ネムノキ> 被子植物 双子葉類 バラ類 マメ類 マメ目 マメ科 ネムノキ亜科 ネムノキ属 ネムノキ 夜寝うるように葉を閉じることからネムノキと名付けられた。

別府市 学習塾RainBow 飼育室 ナナフシ 科学の部屋 エダナナフシとナナフシモドキ  【別府 塾 学習塾 個別指導 高校受験 大学受験】

これまで3か月以上にわたって飼育してきたナナフシたち・・・。 悩んだんですが・・・。 今回、野外に逃がすことにしました。 5月に幼虫をつかまえてきて 葉っぱを与えて育て みんな見事に脱皮して大きくなり、成虫になりました! 珍しいとされるオスの飼育も実現。 交尾も見たし、産卵も確認できました! 卵が孵化して幼虫が生まれるかどうかは、来春にしかわかりません。 とりあえず今年の目標はほぼ達成できました。 毎日エサの調達大変だし、枯れた葉っぱにコバエがくるけどナナフシいると殺虫剤もつかえないため、コバエが多くなるし・・・。 でも愛着あって、毎日その姿を見るのは楽しみで・・・。 と、かなり葛藤しましたが、今朝決断し生息地に逃がしにいきました! お別れします・・・・。 草むらの中へと消えていきました・・・。 さびしいですが、残りの余生を自然の中で全うしてほしいです。 <科学の部屋・ナナフシの種類> 今回7匹のナナフシを飼いましたが、実は1種類ではなく2種類のナナフシを飼っていました。 触角が長いのがエダナナフシ。 触角が短いのがナナフシモドキです。 7匹飼育していましたが エダナナフシ♂1♀3 ナナフシモドキ♀3 という内訳でした。 今年は野外でナナフシの♂を全部で7匹見ましたが・・・。 実はすべてエダナナフシ。 ナナフシモドキの♂は今年1匹も見てないので、見つけれたらいいなぁと思います。

別府市 学習塾RainBow 飼育室 ナナフシ

ナナフシ飼育順調です! 最初、いろんな葉を試しました。 クヌギ、コナラ、エノキ、ノイバラ・・・。 10種くらい試したなぁ~。 そしてナンバンカラムシが一番食う! というわけで、長持ちするうえ、よく食べ、しかも塾の近くですぐに集められるナンバンカラムシ中心のえさやりとなっています。 5匹中3匹は黄緑色で、採集したときと色がほとんど変わりませんが・・・。 2匹は黄褐色に・・・。 同じ飼育環境下で変異するんですね~。 ところで・・・。 昨年の夏に紹介したこの少し光沢のある独特な色のナナフシ・・・。 なにげなく、変わった色なんて思いつつ撮影し逃がしたんですが・・・。 調べるとなんと! 超貴重!めったに見られないナナフシのオスではありませんか!? そしてボクはこの色のナナフシを昨年2回見つけています。 これは超超超すごいことです! 実はナナフシはほとんどオスがおらず、メスのみで子孫を残せます。 ※オスと出会うことができれば交尾しますが つまり!ナナフシのオスと出会う確率は超絶低いんです! それを2匹も見たのに、当時それを知らなくて・・・・。 無知って損ですね・・・。 というわけで今年もオス探すぞ~!

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 テントウムシ

今日はたくさんテントウムシを見ました! アイキャッチ画像はナナホシテントウです! 最もポピュラーなテントウムシではないでしょうか? しかし! 今回はナナホシテントウではなく・・・。 ナミテントウにスポットを当ててみようと思います。 ナミテントウのオス。 ナミテントウといえば・・・。 黒い体に赤や黄色の模様というのが一般的ではないでしょうか? その模様も赤い斑点が2つのものや、4つのものなどいろいろあります。 しかし!色が違っててもナミテントウなのです! ちなみに・・・。 交尾中のナミテントウ。 オスよりメスのほうが大きいですね! で、この2匹はほぼ同じような色をしています。 ではもう1枚・・・。 えっ! ナミテントウとナナホシテントウが交尾を・・・。 と思う方もいるかもしれませんが・・・。 オスはナナホシテントウではありません。 注意深く見れば、ほしの数が全然違うのがわかります。 アイキャッチのナナホシテントウとも違うのがわかりますね!? 実はこれもナミテントウ。 ナミテントウは実はほかにもいろんな色がいて、ほぼ全体が黄色とか、上の写真と似てるけど点の付き方がちがうものなど・・・。 全部はさすがに私も知りませんが、多分色分けしたら数十種はあると思います。 興味深いのは、色が違っても、同じナミテントウなので、写真のように交尾が成立することです。 そのため、いろんな色の遺伝子がまじりあうことで、先述のようにいろんな色のタイプが生まれるのでしょう。 もちろん!ナナホシテントウは別種なので、ナミテントウとの交尾は成立しません。 色違いの2匹が交尾してたら・・・。 色違いのナミテントウではないか?と思いつつ観察してみてください。 こういう知識を持って、観察をするとより深く、楽しく虫たちを知ることができますよ!

別府市 学習塾RainBow カナヘビの交尾

今日の散歩中になんと! カナヘビの交尾の場面に出くわしました! 何度か見たことあるんですが・・・。 オスがメスにからみついて、交尾しつつ・・・。 なぜかメスのおなかにかいついてるんだよなぁ・・・。 痛そう・・・。 でも、子孫増やすための大事な行為・・・。 邪魔しないように・・・。 とりあえず2枚写真撮って、そのままそっとしておきました。

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 松の木の花

今回はこの時期花盛り!の松の木の紹介です! 松の花? なんて言ってる君! 中学理科で困ることになるよ! というわけで・・・。 中学理科の植物の単元で習う松の木のつくりを本物のマツの木で見ていきましょう! まず、このてっぺんの赤いのが今年の新しい雌花です。 この中に種子の元となる胚珠がはいってます。 これが雄花の集まり。 雄花はこのように数が多い。 では教科書でよく見るヤツを・・・。 先ほどの写真と見比べると・・・。 てっぺんに赤い雌花。 雌花の根元付近に雄花の集まり。 よく見ると雄花の集まりの下にまつぼっくりの小さいやつみたいのがありますね。 それは昨年の雌花。 今あるてっぺんの赤い雌花も、成長するとそのようになります。 教科書とよく見比べて、もし時間あれば自分の目で直接見てみてください! 理解が深まりますよ~。

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 スギナ

春!といえば・・・。ツクシ! を思い出す人も多いのではないでしょうか? そのツクシについて。 ツクシは群れで生えてることが多いですよね? これには理由があります。 久しぶりに描いた塾長画伯の絵・・・。 精度はさておき・・・。 みなさんが見てる部分、あれは茎ではありません。 葉柄とよばれる葉を支える部分。 茎は地下にあり、地下茎と呼ばれます。 その地下茎から根が出ています。 普通の植物でいうところの枝葉が地上にあり、茎の部分が地下でつながってるから ツクシは密集してるのです。 ツクシを収穫する際は地表付近でちぎります。 根ごととるのは難しいです。図のように連なっているからです。 ヒマなときやってみよう! この地下茎をもつ植物というのは、シダ植物の特徴です。 つまり!ツクシはシダ植物。 実際のテストではツクシではなくスギナとして出題されます。 これがスギナ。 ツクシというのはこのスギナの成長過程において 胞子をまくためにつくられるものです。 胞子をまいてない、若いツクシは写真のようにてっぺんのカサが開いていない。 胞子をまいたあとは写真のようにカサが開いてます。 早い時期ならどちらも見れますが、ツクシの終わりがけは開いたものばかりになります。 これらはいずれ成長し、すべてスギナとなるので春の終わりにはほとんどツクシは見られません。 <スギナ> 胞子で増えるシダ植物 根茎葉の区別があり、維管束がある。 ただし、茎は地下茎となっていて、地中に存在する。 若いスギナで、胞子のうを持つものをツクシとよぶ。 胞子をまきおえて、役目を果たすとスギナへと変わる。 <思い出話> 子供のころ、よくツクシを収穫に行ってました。 持って帰るとばあちゃんが卵とじにしてくれ、これがけっこう好きで楽しみでした。 今は、妻も子供たちもツクシきらいなので、全く食べなくなりました・・・。 いつか、自分なりに卵とじにして、懐かしい味を楽しもうと思います。

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 スギゴケ

ご無沙汰してます! 学習塾RainBowの科学の部屋の時間です! 今回はスギゴケについて 中学理科では頻出のスギゴケ。 実際に見たことありますか!? けっこう身近なところで見つかりますが・・・。 おそらく認識できてないんじゃないかと思います。 私の撮った写真を見て、自宅付近にもないか?探してみよう! ちなみに・・・。雌株には胞子のうがある!と習いますが・・・。 この橙色で細長いとんがったヤツです! で、これがついてるのとついてないのがあるのがわかります? 教科書や問題集で、絵が載ってますが・・・。 こうやって実物見ると理解が深まりますよ~。 <スギゴケ> コケ植物・・・根茎葉の区別がない植物。 仮根をもち、からだを岩などに固定。 維管束はなく、からだの表面から水分吸収。 そのため湿り気の多いところに生息。 胞子のうは雌株にしかなく、雄株にはない。 葉緑体をもち光合成をおこなう。