2月のお知らせです。 2月11日(土) 2月23日(木) の両日は休校となります。 なお、木・土の生徒は、授業回数が不足するため振替授業を行います。 他の日は通常通りです。 月~土 15:00~22:00 日曜日 休校 以上、お間違えのないよう、よろしくいお願いいたします。 なお、2月新規生募集中です! お問合せお待ちしております! お電話の方は→0977-75-8688まで メールの方は→コチラ
釣りに関する本を読んでると、めちゃくちゃ釣りに行きたくなるし、すごい魚釣りたくなるし、いい道具がほしくなる・・・。 哲也はその本の中で、ナマズがルアーでも釣れることを知った。 ブラックバス釣りのため、いくつかルアーを手に入れた哲也ではあったが、残念ながらナマズの宝庫である多々良川でルアーを試すのはためらわれた。 そもそも川が大きくない。 今は護岸工事されているのかもしれないが、当時はほぼ手付かずの状態で、狭い範囲に草や石、岩、倒木などが散乱いている。 おそらくルアーを投げて、巻いてを繰り返すような動作はしづらいだろう。 本の中のナマズに、哲也はあこがれつつもあきらめるしかなかった。 まあ、ミミズもっていけば釣れるし、というのもあった。 ある日、父が運転手の仕事で佐賀の方に向かうことがあった。 前述のとおり、長距離の運転手をしていた父は、遠い県外までトラックを走らせ、数日帰ってこないということはザラだった。 しかし、時々日帰りの仕事もあった。 そんなときで、哲也が学校休みの時は、たまについていったものだった。 この日も哲也はついていくことにした。 父がトラックを運転し、遊びに行くわけでもないのになぜかついいてくのが好きだった。 なかなか会えないというのもあったし、何よりいろんな場所でいろんな発見をすることができた。 父が現場について、荷物の積み下ろしをしてる間は、哲也は一人である。 しかし、その作業場の近くは、海だったり林だったり川だったりと、結構自然豊かな場所が多かった。 そんな場所で一人で遊びまわって、父の作業を待つ。 これはこれで楽しい時間だった。 行きの道中、父といろんな話をするのも楽しかった。 まあ、帰りは大体疲れて寝るんだが・・・。 今回の目的地は佐賀の現場。 佐賀の現場は何度か行ったことあるが、今回は哲也が初めて行くところらしい。 哲也は楽しみで仕方なかった。 例によって、話しながら向かってるうちに、目的地に着いた。 哲也はトラックから降りるまえから、ワクワクが止まらなかった。 でかい!広い! なんと、現場は佐賀と福岡の県境を流れる筑後川のそばだったのだ! もちろん、釣りの道具を持ってきたりはしてないので、釣りしたりはできないが見て回るだけでも楽しそうだ。 河原には虫がいるだろうし、当然川にはいろんな生き物がいるだろう。 それにしてもでかい川だ。 哲也の家のそばの多々良川は、リール竿で投げると簡単に向こう岸まで飛ばせる幅しかない。 筑後川のスケールときたら・・・。 リールで対岸に?いやいや、半分も届かない! すごい川幅だ。 哲也は河原を散策した。 バッタの仲間がたくさんいた。 それらを追うのも楽しかったが、せっかく川があるのに何も見れないのは寂しい。 しかし、岸から見ても深そうだしあまり魚を見ることはできない。 そのとき哲也はふと見上げて思いついた。 近くに橋がある。 「よし!あの橋に行って、上から見てみよう。」 哲也は駆け足で河原の土手を登り、道路に出て橋に向かった。 そして川を見下ろす。 「そうそう見えないか・・・。深そうだもんなぁ・・・。」 川が深いためか、底が見えない。ゆえに泳いでる魚がいるかどうかも見えない。 「ふうっ・・・。」 大きくため息をついた。残念だ。 そう思いつつ、とぼとぼとあきらめ加減で、そのまま橋を渡り切ろうとした。 かなり長い橋だ。…
今朝は長女と二人で鶴見岳山頂を目指しました! 高原駅からロープウェイで山頂駅に行き、 そこから歩いて頂上へ行くコースです。 なんと!気温はマイナス7度!超寒い~~~! どこを見渡しても雪! 頂上駅付近からの眺め。 ここから山頂目指して歩きます。 木が寒そう・・・。 山頂見上げるとこんな感じ。 白い世界。 展望台から周りを見渡す。 なかなか壮大な景色やなぁ~。 すごい雪! 赤い木の実と白い雪がマッチしてる! 美しい霧氷! 木々、すごくきれいじゃないですか? 霧氷の林。 登頂成功! 足すべるので体力使いました・・・。 長女もよくついてきたなぁ・・・。 頂上からの眺め。 この光景のためにがんばってきた! きつかったけど、長女と一緒に登れて楽しかった! いい旅チャレンジ2000km!の経過は→コチラ
今朝は晴れてるのに雪がちらつく不思議な天気でした・・・。 まあそんなことはおかまいなく、今日ももちろん歩きました! 今日は扇山へ! 雪化粧の鶴見岳。美しい! 扇山の登り始め。 道路の雪もほとんどなく安心! でもやっぱ影のところや、車が通らないところはまだまだ凍ってました・・・。 上の方はまだこんなところも! 気を抜くとコケる! まあなんだかんだで眺めのいいところに到着! 高台から見る別府は最高です! シカの足跡があちこちに! ウサギ?と思われるものや 鳥の足跡もありました! そしてこれは? 自分のかーい! とふざけてみましたが・・・ 姿は見せないものの 動物たちが間違いなく近くにいる!と思うと なんだかワクワクしますね! いい旅チャレンジ2000km!の経過は→コチラ
哲也の昆虫大好き!熱は冷めることなく加速し、いろんな虫を図鑑で見ては 「つかまえたいなぁ。」 とか 「見てみたいなぁ。」 と思う日々だった。 特にクワガタは大好きで、とにかく雑木林には足しげく通った。 父に見つけてもらったタマムシもお気に入りだったが、残念ながら死んでしまい また実物を見たいとも思っていた。 クワガタ採集に行く林と、タマムシが飛んで行って消えた場所が同じなので あわよくば、タマムシもクワガタも見つけられるのでは?と考えていた。 哲也はいつものように林道を歩き、道沿いのクヌギなんかを見て回っていた。 クワガタを探すときは、普通まずは木の幹を中心に見る。 いつも通っていれば、樹液が出る木と、その出る場所も把握しているので 真っ先にそこを見る。 そのあと、高い枝で休んでいるものがいないかチェックしたり 木の根元のまわりの落ち葉や土の中で眠ってるやつがいないか掘ってみたりする。 最後に木をけって落ちてこないか確かめる。 大体、こんな工程を一本一本繰り返しながら進んでいく。 哲也はある1本の木のチェックを終え、次に向かうために歩き出した。 そのとき、一瞬視界の一部に何かが映った気がした。 「ん?」 違和感を覚えた哲也はゆっくりとその方向を見る。 いつもチェックするクヌギの木の手前にある小さなクヌギの木。 その木は樹液は出ておらず、普段見向きもせずそのとなりの木に向かう。 しかし、その小さなクヌギの葉で輝くものが動いていたのだ。 「タマムシだ!」 哲也はゆっくりと近づいた。 手はギリギリ届くかどうかの高さだった。 まだ小さい哲也の手に届くような低い位置の葉にとまっていたのだ。 こんなことは初めてだ。 哲也は最初手づかみしようと思ったが、逃げられるのは怖い。 高さがギリギリなだけに、手元が狂えば逃げられるだろう。 空に舞い上がられたら、間違いなくもう捕まえることはできない。 哲也は網を握り直し、短めに持って構えた。 そその瞬間!タマムシが羽を開こうとしているのがわかった。 バシッ! 哲也は躊躇せず、勢いよく網を振った。 イメージはこうだ。タマムシがとまってる葉っぱをかすめ、虫を網に入れ、地面に網を下す。 思った通りの動きはできた。 タマムシが飛んで行った気配もない。 心臓をバクバクさせながら網の中を確認する。 「とれた!」 哲也は大声で叫んだ! あの輝く美しい虫を、自らの手でつかまえたのだ。 網に手を入れて、そいつを手につかむ。 タマムシはなすすべなく、足や触覚をわしゃわしゃと動かす。 心音など聞こえるはずもないが 哲也の手にはなにかこう、命というか魂というか・・・。 小さな虫なのに、何か壮大な生きてる証を感じた。 今度はうまく飼って、少しでも長く生きてもらうつもりだ。…