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テントウムシコレクション

暖かくなってきて、テントウムシが多くみられるようになりましたね! というわけで、今回はいろんなテントウムシを集めました! ニジュウヤホシテントウ。 二十八個の星があるテントウムシです。 よく知られるテントウムシは、アブラムシなどの小さな虫を食ますが この種は葉っぱを食べます。 畑では野菜食い荒らす害虫です。 こちらはおなじみ!ナナホシテントウ。 ナミテントウ。これは黒に赤い斑点ですが、色は様々な変異があります。 これがテントウムシのさなぎです。 葉や壁などについてることがあります。 テントウムシをよく見る場所で探してみてください。 これがテントウムシの幼虫。 この時期よく見られます。 基本、成虫と同じもの食べる種が多いので、成虫がいるところを探せば見つかるかも?です。 かわいいテントウムシの世界。 みなさんものぞいてみては?

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 センチコガネ

先日、じいちゃんちの畑でセンチコガネ見つけました! これ、ピカピカしててきれいなんですよ! 今回のは紫色に光ってますが 個体により緑や青、赤などがいます。 センチコガネはコガネムシのなまかのなかで、糞をえさにする甲虫です。 一般には糞虫と呼ばれます。 フンコロガシという言葉がありますが、これは外国の糞虫が糞をころがして丸くしながら巣に運ぶのでそう呼ばれますが、日本の糞虫はほとんどころがす習性がないそうです。 実際、ボクも見たことありません。 糞を食べるので、汚いイメージですが、見た目は超きれいですよ! <センチコガネ> 節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 カブトムシ亜科 コガネムシ上科 センチコガネ科 昆虫なので、頭部・腹部・胸部にわかれ、胸部に足が3対(6本)ついている。 4枚の羽も胸部についている。 センチコガネなどの糞虫と少年時代の哲也(私)の奮闘記を別ブログにて掲載中! →コチラ センチコガネを見つけたじいちゃんちでの一日はコチラ

哲也昆虫記 ~ファーブルになりたかった少年~ ④枯れた松の木 その4

月日は流れ、夏が来た。 じいちゃんの件があって、哲也はしばらくその松の木は見ていなかった。 だいぶ気持ちも平常に戻り、家族もなんとかいつもの家族に戻りつつあった。 そんなある日、哲也はふとあの松の木が気になり、見に行った。 「何かいる。」 大きめの昆虫が見える。 色が木の色と似ているので、またウバタマコメツキかと思った。 しかし、なんか地味な色なのに輝いて見える。 「あっ!」 哲也は大きな声を上げた。 「ウバタマムシだ!」 哲也は慌ててそいつをつかんだ。 このとき、ウバタマムシを見るのも触るのも人生初だった。 「やった!すげー!」 哲也の興奮はなかなかおさまらなかった。 普通のタマムシはむしろ何度か見たことがあった。 つかまえたこともある。 ウバタマムシは図鑑で見て、一度はつかまえたいと思っていたのだ。 哲也はうれしくて、すぐにそいつを虫かごに入れた。 飼い方がよくわからない。 ただ、こいつは松の木に来ていたし、実際図鑑にも松の木で見られると書いてある。 松の葉や幹をかじるのでは? そう思って哲也は松の木の枝を少しもらおうと考えた。 少し高いところの枝と葉をとろうと、根元から30cmほどの高さの曲がった幹に足をかけると メキメキメキッ!とすごい音がした。 折れる!そう思った。 哲也は枝をとるのをあきらめた。 こわいので、父にそのことを話した。 父と一緒に松の木を見に行った。 根元から50cmほどの高さの皮が少し剥げているようだ。 父はその皮をむいた。 すると・・・ なんとも情けない感じの幹が露出した。 穴だらけで、虫がくったあとの木くずにまみれ、白アリやマツノキクイムシ、クチキムシその他いろんな虫が樹皮の下にひそんでいた。 父はゆっくりと木を押した。 「こりゃ倒れるぞ。」 見た目以上に中が朽ちてボロボロらしい。 このままでは危険と判断した父はこの木を処分することを決めた。 じいちゃんの大事な木だったが、危険なのでしかたない・・・。 まず父は朽ちてる部分より上の方、根元から1mくらいのところをノコギリでカットした。 上の部分はドサリと地面に落ちてきた。 その光景を見て、哲也は悲しかった。 上の部分はこれから燃やすそうだ。 残りの部分はもろいし危ないので、少しずつ切っていくらしい。 もろいとはいえ、切るのは大変なので、この日は上の部分を燃やすので終わることにした。 このとき、枝や葉をいくつかもらった。 ウバタマムシを飼うためだ。

チャレンジ1000km! 塾長ウォーキング! 27日目結果! ついに・・・。

昨日は扇山登山口に向かって歩きました! 登山口から、登りは結構急なところもあり、なかなかきつい! とりあえず、眼前の扇山を見ながら行けるとことまで行きました。 というわけで 結果3.7km! 累計101.6km! 残り898.4km! となりました! ついについに!100km到達! まあ、1000kmにはまだまだですが・・・。 1年くらいで達成したいという目標に向けては、いい感じではないでしょうか? とにかく!気を抜かずがんばるので応援よろしくお願いします!

哲也昆虫記 ~ファーブルになりたかった少年~ ④枯れた松の木 その3

ある日、大好きなじいちゃんが倒れた。 そして入院となった。 じいちゃんはガンだった。 すごい手術が必要らしかった。 子供ながらに、怖いしじいちゃんがどこかに行ってしまいそうだし、不安だった。 そのため、松の木のところで遊ぶことが減った。 マツノキクイムシがいてもじいちゃんを呼ぶことはできない。 ばあちゃんは元気でこのころはまだ働きに出ていて忙しかったし 親父は長距離トラックの運転手で、数日に一度しか返ってこない。 哲也には母はいなかった。おば(父の妹)が同居していて実の親のように育ててもらった。 と、哲也の家庭はそんな感じだった。 話はそれたが、少し前までバリバリ働いてたじいちゃんが、体調をくずして家にいるようになってから、哲也はじいちゃんにいろいろ頼りっぱなしだった。 かわいがってくれ、ときには厳しいじいちゃんが大好きだった。 でもそのじいちゃんは、今は家におらず、病院にいる。 ときどき見舞いに行くが、それ以外は会えない。 難しい状態らしく、田舎の近所の病院ではなく、福岡市の病院だったので毎日行くわけにはいかなかった。 そんなじいちゃんに会えない生活にやっと慣れたころ・・・。 久しぶりに哲也はあの松の木に近づいた。 「あっ!」 哲也は思わず声を上げた。 クチキムシが数頭木の周りにいる。 そしてよく見ると、マツノキクイムシもたくさんいる。 葉はほとんどが茶色で緑色の葉が少ない。 クチキムシがいるということがどういうことか・・・・。 本でいろいろ見たり読んだりしたことで、まだ保育園児の哲也は理解した。 クチキムシはその名のとおり朽ち木で生活する。 つまり、この松が朽ち木認定されたということだ。 このことを、次のお見舞いで言わなければ・・・。 哲也はそう思っていた。 あるとき、ばあちゃんが哲也に言った。 「明日は病院に行くばい。じいちゃん手術やけん。」 「手術?」 「じいちゃん、病気治すために手術せないかんとよ。」 「そうなん?大丈夫なん?」 「手術がうまくいったら、元気になるけん。」 哲也はそれを聞いて安心した。 手術という言葉は、なんか怖かったがじいちゃんが治ると聞いてほっとした。 手術当日、ものすごい時間がかかった。 何時間かは覚えていないが、病院の待合室でずっとたいくつしながら ばあちゃんと、父とおばとみんなで待ってたのを覚えている。 そして、手術中のランプが消えた。 中からお医者さんが出てきた。 説明のためばあちゃんと父が呼ばれた。おばは哲也のそばにいてくれた。 取り出したがん細胞を見せてくれるらしかったが、お医者さんは 「君は見たら夢に見るだろうから、おうちの人にだけ見せるね。」 そう言って、二人を連れて行った。 戻ってきたばあちゃんは涙を浮かべていた。 手術したが、あちこちに転移していて、もうこれ以上どうしようもないと。 結局その日はじいちゃんは目を開けることなく、話もすることもできずに帰宅した。 それからほどなくして、じいちゃんは家に帰ってきた。…

チャレンジ1000km! 塾長ウォーキング! 25・26日目結果!

25日目・5月2日は男池とタデ原湿原に行ってきました! かなり歩きました! なんと!結果は9km!いや~、歩いた歩いた! 26日目・5月3日は原尻の滝と用作公園に行ってきました! どちらもきれいなところでした! で、この日の結果は・・・。 4.2kmでした!もっと歩いた気がするけど・・・。 とにかく2日間で・・・ 結果13.2km! 累計97.9km! 残り902.1km! 100kmはもう目の前! 今日もがんばって歩こう!

哲也昆虫記 ~ファーブルになりたかった少年~ ④枯れた松の木 その2

それから哲也は、ちょくちょく松の木をチェックするようになった。 松の木は、確かに昆虫はそれほど寄ってこないのだが・・・。 それでもごくたまにやってくる虫のなかで、お気に入りのものがいた。 それはウバタマコメツキだ。 もともと哲也はコメツキムシが大好きだった。 裏返しに置くと、首を曲げて反動でピョーンと飛んで起き上がる。 これを見て遊んだ子も多いのではないだろうか? ※今の子たちはこんなことあまりせんみたいやね・・・・。そもそもコメツキムシ知らない子多いし・・・。 コメツキムシはいろんなところで見つかる。 うちの畑でも見つかるし、クワガタ採集の副産物としてとれることもある。 サビキコリ、シモフリコメツキ、クロツヤハダコメツキ、オオナガコメツキ、ヒゲコメツキなど・・・。 結構、つかまえては遊んでそのあと逃がすのをいつもやっていた。 楽しかった。 しかし、ウバタマコメツキは別格だった。 クヌギなどが多い雑木林によくでかける哲也は、山中ではあまりウバタマコメツキを見なかった。 松が多く生えているところはたまにいくが、そんなときにたまたま見たことはある。 しかし、基本松林ではクワガタが見つからないため頻繁には行かないので、ウバタマコメツキはほとんど畑の隅の、その松の木で見たものが、生涯見つけたもののうち8割くらいを占めていると思う。 このコメツキは小型のものが多いコメツキのなかではひときわ大きい。哲也の知る限り3センチを超えるコメツキは、近辺ではこの種だけだった。 とにかく、哲也はたまにしか来ないウバタマコメツキを見つけたいがために、ときどきこの松の木にやってきていたのだ。 しかし、今は事情が変わった。 マツノキクイムシに狙われているじいちゃんの大事な松の木。 哲也はもしまたマツノキクイムシを見つけたら、じいちゃんに報告せねばと思っていた。 夏場青々として鋭くとがった葉をたくさんつける松の木。 しかし、その夏は哲也に大きな違和感を与えた。 夏場なのに茶色い枯れた葉が枝についていた。 最初は、冬に茶色くなったのが落ちずに残っていると思った。 しかし、久しぶりに木登りして高いところを見ると、茶色い葉が多い。 しかもなんとなく木が弱弱しい感じがして、登っているのが怖かった。こんなことは初めてだ。 自分も成長しているのだから、重くなったのかも?と思ったが、なんかそういうことじゃなく、木が頼りない感じがしたのだ。 いつもは木に登った時は、曲がりくねった木の途中で、いい感じのところを見つけて、木の上で寝転ぶようにして空を見上げるのが好きだったのだが、この日はなんか怖くてすぐに降りた。 そして、しばらく松の木を見ていたら、また黒くて小さな虫を確認したのだ。 「マツノキクイムシだ。」 哲也はまたじいちゃんを呼んだ。 また殺虫剤をまいてもらった。 その日はそれで終わり、安心もした。 それからほどなくして、我が家に大きな事件が起こる・・・。

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 フナムシ

海岸を歩いてると・・・。 素早く動くコイツにでくわしますね。 フナムシ。 子供のころは、よく釣り餌にしてました・・・・。 <フナムシ> 節足動物 甲殻類 ワラジムシ目 フナムシ科 フナムシ属 フナムシ 無せきつい動物、甲殻類のワラジムシなんかと同じ仲間ですね。 ダンゴムシなども近縁です。 素早いのでつかまえるの大変です・・・。