Category: 科学の部屋

学習塾RainBow 科学の部屋 シデムシ

先日、夜中にふと足元を見ると・・・。 シデムシがいました! なにか死骸などがあるわけでもなく、でも地面でじっとしてて カメラかまえても逃げないので写真に撮りました! 歩き出すと素早いヤツなのでラッキーだったかも。 一応、このあと動き出したので、死んでたわけではないです。 ところで、シデムシって知ってますか? 昆虫界では生き物の死骸などを食べるので掃除屋などと呼ばれたりします。 実はこの虫、テストによく出るんです! 中3で習う食物連鎖のところですが、 死骸を分解し無機物に返る生き物を「分解者」といいます。 分解者は菌類・細菌類を差し、死骸・糞・落ち葉・枯れ木などの有機物を無機物に分解するはたらきをします。 しかし、シデムシは死骸を食べますが、分解者ではありません。 あえて言うなら分解者的消費者です。 というわけで、出題されても消費者と答えてくださいね! <シデムシ> 節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 カブトムシ亜目 ハネカクシ上科 シデムシ科 死骸があるところに出てくるので死出虫。 暗くてよくわからなかったが、おそらく写真はヒラタシデムシのなかまと思われる。 幼虫も成虫も死骸やそれにたかって繁殖するハエの幼虫を食べる。 シデムシと一口に言っても、形や色様々な種があるが このヒラタシデムシ類はツヤ消し黒で、丸い形をしている。 また上翅が腹部全体をかくしておらず、末端(おしりのところ)が丸見えなのも特徴の一つ。 ちなみにこのシデムシが登場するお話 哲也昆虫記 ~ファーブルになりたかった少年~ ⑦掃除屋たちの出会い ぜひお読みください!→コチラ

学習塾RainBow 科学の部屋 ゴマダラカミキリ

これは! ボクがシロスジカミキリとならんで2大好きなカミキリです! 先日じいちゃんちに遊びに行くと、着いてすぐなぜか車にコイツがとまりました! かなり久しぶりに見ました!うれしかったなぁ。 ミカンの木などでよく見るカミキリです。 <ゴマダラカミキリ> 節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 カブトムシ亜目 カミキリムシ科 ゴマダラカミキリ属 ゴマダラカミキリ 甲虫なのでもちろん蛹を経る完全変態の昆虫です。 黒いからだに白い斑点が特徴的。 長い触覚や足には水色の毛がたくさん生えていて、青く見える。 ミカン類やヤナギ、クリ、クワ、イチジクなどの葉や樹皮を食べる。 幼虫もこれらの木の幹の中を食べ進む。 そのためミカン農家などでは害虫として警戒する。 体長が3cm以上あるものも多く、大き目で目立つのでポピュラーなカミキリムシである。

学習塾RainBow 科学の部屋 スッポン

もちろんカメのなかまです。 ということは・・・。爬虫類ですね! カメ=ハチュウ類→テスト頻出! 境川の川沿いをよく散歩しますが、時々スッポンを見かけます。 住み心地いいのかな? <スッポン> 脊索動物門 脊椎動物亜門 爬虫綱 カメ目 スッポン科 キョクトウスッポン属 ニホンスッポン 他のカメと異なり、甲羅がやわらかいのが特徴。 肉食性で、水中のいろんな生き物を食べるが、飼育下などではパンなども食べる場合がある。 爬虫類なので、卵生で一度に数十個の卵を産む。 食用としても利用されており、コラーゲンを豊富に含むことから注目されている。

学習塾RainBow 科学の部屋 オトシブミ

オトシブミって知ってますか? ゆりかごをつくることで有名な虫です。 どういうことかというと、彼らは葉っぱを上手に切って、くるくるまいて、その中に卵を産みます。 その中で幼虫がうまれ、その葉を食べて育ち、そのゆりかごの中で蛹になります。 えさにもこまらず、天敵にも見つからない。まさに一石二鳥のゆりかご。 からだは1cmにも満たない大きさですが、そんな知恵を持ってるんですね! 写真は、この前じいちゃんちに行った時にバラの葉で見つけたヒメクロオトシブミです。 オトシブミの種類によってゆりかごのつくりかたは違う。 またオトシブミというように、ゆりかごをつくって卵を産んだ後、葉から切り落として地面に落とすものと、葉にぶらさげたままのものがいる。 写真のヒメクロオトシブミは葉につけたままにするようで、葉についたままのゆりかごを春にいくつも見つけていた。 非常におもしろい虫なので、見つけたらぜひ観察してほしいです。 <オトシブミ> 節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 カブトムシ亜科 ゾウムシ上科 オトシブミ科 オトシブミ ちょうどこの時期くらいからオスがメスを見つけて交尾をする。 オスが複数の場合、戦って勝ったほうがメスを得る。 交尾をおえたら、葉に切れ込みを入れて巻いていき、ゆりかごをつくって産卵する。

学習塾RainBow 科学の部屋 ラミーカミキリ

この時期にしかいない美しいカミキリ。 ラミーカミキリです。 ボクの大好きなカミキリの一つです。 小さくてかわいいし。 初夏に多くみられます。 <ラミーカミキリ> 節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 カブトムシ亜科 カミキリムシ科 フトカミキリ亜科 ラミーカミキリ属 ラミーカミキリ 卵→幼虫→蛹→成虫と変化する完全変態。 10~20mmくらいと、小さなカミキリである。 カラムシやムクゲの葉を食べる。 またそれらに産卵し、幼虫はその茎を食べる。

学習塾RainBow 科学の部屋 スモークツリー

南立石公園にはスモークツリーがあり、今の時期超きれいです! 結構毎年楽しみにしています。 スモークツリーとして有名ですが種名はハグマノキ。 皆さんも今のうちに見てみては? ホントにけむりみたい。 でもけむりと違って色がいい! 癒されます! <ハグマノキ> 被子植物 双子葉類 バラ類 アオイ群 ムクロジ目 ウルシ科 ハグマノキ属 ハグマノキ 観賞用の植物として人気が高い。

学習塾RainBow 科学の部屋 エダシャク

アイキャッチ画像見て、どこに虫がいるかわかりますか? 拡大してみましょう! 枝のように見えますが、これ、シャクガという蛾の幼虫です。 シャクガにもたくさん種類があるので、何かまでは自分では特定できませんが・・・。 幼虫がこのように枝のように擬態するなかまはシャクガの中でもエダシャクとよばれ その幼虫をシャクトリムシと呼びます。 正直、ボクはチョウ、ガの幼虫は超苦手で、写真撮るのも大変です・・・・。 まあ、成虫は全然大丈夫なんですが・・・。 ところで、コイツ・・・。 枝に擬態しつつしっかり葉っぱかじって・・・・。 そんなんじゃ鳥に見つけられますよ! <シャクガ> 節足動物門 昆虫綱 鱗翅目 シャクガ上科 シャクガ科 蛾のなかまは完全変態です。 (卵→幼虫→蛹→成虫と変化するもの)

学習塾RainBow 科学の部屋 ツユクサ

散歩中にツユクサ見つけました! またこのかわいい花を見れる時期になった!ってことですね。 しかもこれ、テスト常連! 単子葉類の例として最頻出!なので必ず覚えておこう! <ツユクサ> 被子植物 単子葉類 ツユクサ類 ツユクサ目 ツユクサ科 ツユクサ亜科 ツユクサ属 ツユクサ 平行脈!ひげ根!テスト頻出!絶対に覚えよう! ムラサキツユクサ→詳しくはコチラ トキワツユクサ→詳しくはコチラ これらも併せて覚えておこう!

学習塾RainBow 科学の部屋 フェイジョア

先日の散歩中に、フェイジョアの花見つけました! とは言っても、去年もあったから知ってたんだけどね。 真っ赤なおしべが目立ってて変わった花ですよね。 フトモモ科の熱帯果樹で、結実すれば果実は食用として利用できる。 生食やジャム、ゼリー、果実酒として利用される。 海外ではよく栽培されているが、日本ではあまり普及していない。 自家受粉では結実せず、そもそも結実しにくいうえに、生食の味があまり日本人に好まれなかったためと言われる。 この木で実際に実を見たことがないので、もしかしたらこの木も結実しないのかもしれないが、ずっと観察していたわけではないので、今回時々様子をみていこうと思う。 <フェイジョア> 被子植物 双子葉類 フトモモ目 フトモモ科 フェイジョア

学習塾RainBow 科学の部屋 ホシベニカミキリ

先日、散歩中にホシベニカミキリ見つけました! こちらは交尾中・・・・。 その名の通り、赤いからだに黒い斑点があるカミキリムシです。 写真からわかるかと思いますが 木の皮をかじって産卵します。 幼虫は木を穿孔し、食べ進みます。 充分に育つと蛹になり、羽化して成虫になってから木の外に出てきます。 <ホシベニカミキリ> 節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 カミキリムシ科 ホシベニカミキリ 植樹はタブノキなど。 色鮮やかなので、木にとまっていたらすぐに見つかります。 まわりにタブノキやクスノキなどがあったら、チェックしてみてください。