Category: 科学の部屋

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 テントウムシ

今日はたくさんテントウムシを見ました! アイキャッチ画像はナナホシテントウです! 最もポピュラーなテントウムシではないでしょうか? しかし! 今回はナナホシテントウではなく・・・。 ナミテントウにスポットを当ててみようと思います。 ナミテントウのオス。 ナミテントウといえば・・・。 黒い体に赤や黄色の模様というのが一般的ではないでしょうか? その模様も赤い斑点が2つのものや、4つのものなどいろいろあります。 しかし!色が違っててもナミテントウなのです! ちなみに・・・。 交尾中のナミテントウ。 オスよりメスのほうが大きいですね! で、この2匹はほぼ同じような色をしています。 ではもう1枚・・・。 えっ! ナミテントウとナナホシテントウが交尾を・・・。 と思う方もいるかもしれませんが・・・。 オスはナナホシテントウではありません。 注意深く見れば、ほしの数が全然違うのがわかります。 アイキャッチのナナホシテントウとも違うのがわかりますね!? 実はこれもナミテントウ。 ナミテントウは実はほかにもいろんな色がいて、ほぼ全体が黄色とか、上の写真と似てるけど点の付き方がちがうものなど・・・。 全部はさすがに私も知りませんが、多分色分けしたら数十種はあると思います。 興味深いのは、色が違っても、同じナミテントウなので、写真のように交尾が成立することです。 そのため、いろんな色の遺伝子がまじりあうことで、先述のようにいろんな色のタイプが生まれるのでしょう。 もちろん!ナナホシテントウは別種なので、ナミテントウとの交尾は成立しません。 色違いの2匹が交尾してたら・・・。 色違いのナミテントウではないか?と思いつつ観察してみてください。 こういう知識を持って、観察をするとより深く、楽しく虫たちを知ることができますよ!

別府市 学習塾RainBow カナヘビの交尾

今日の散歩中になんと! カナヘビの交尾の場面に出くわしました! 何度か見たことあるんですが・・・。 オスがメスにからみついて、交尾しつつ・・・。 なぜかメスのおなかにかいついてるんだよなぁ・・・。 痛そう・・・。 でも、子孫増やすための大事な行為・・・。 邪魔しないように・・・。 とりあえず2枚写真撮って、そのままそっとしておきました。

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 松の木の花

今回はこの時期花盛り!の松の木の紹介です! 松の花? なんて言ってる君! 中学理科で困ることになるよ! というわけで・・・。 中学理科の植物の単元で習う松の木のつくりを本物のマツの木で見ていきましょう! まず、このてっぺんの赤いのが今年の新しい雌花です。 この中に種子の元となる胚珠がはいってます。 これが雄花の集まり。 雄花はこのように数が多い。 では教科書でよく見るヤツを・・・。 先ほどの写真と見比べると・・・。 てっぺんに赤い雌花。 雌花の根元付近に雄花の集まり。 よく見ると雄花の集まりの下にまつぼっくりの小さいやつみたいのがありますね。 それは昨年の雌花。 今あるてっぺんの赤い雌花も、成長するとそのようになります。 教科書とよく見比べて、もし時間あれば自分の目で直接見てみてください! 理解が深まりますよ~。

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 スギナ

春!といえば・・・。ツクシ! を思い出す人も多いのではないでしょうか? そのツクシについて。 ツクシは群れで生えてることが多いですよね? これには理由があります。 久しぶりに描いた塾長画伯の絵・・・。 精度はさておき・・・。 みなさんが見てる部分、あれは茎ではありません。 葉柄とよばれる葉を支える部分。 茎は地下にあり、地下茎と呼ばれます。 その地下茎から根が出ています。 普通の植物でいうところの枝葉が地上にあり、茎の部分が地下でつながってるから ツクシは密集してるのです。 ツクシを収穫する際は地表付近でちぎります。 根ごととるのは難しいです。図のように連なっているからです。 ヒマなときやってみよう! この地下茎をもつ植物というのは、シダ植物の特徴です。 つまり!ツクシはシダ植物。 実際のテストではツクシではなくスギナとして出題されます。 これがスギナ。 ツクシというのはこのスギナの成長過程において 胞子をまくためにつくられるものです。 胞子をまいてない、若いツクシは写真のようにてっぺんのカサが開いていない。 胞子をまいたあとは写真のようにカサが開いてます。 早い時期ならどちらも見れますが、ツクシの終わりがけは開いたものばかりになります。 これらはいずれ成長し、すべてスギナとなるので春の終わりにはほとんどツクシは見られません。 <スギナ> 胞子で増えるシダ植物 根茎葉の区別があり、維管束がある。 ただし、茎は地下茎となっていて、地中に存在する。 若いスギナで、胞子のうを持つものをツクシとよぶ。 胞子をまきおえて、役目を果たすとスギナへと変わる。 <思い出話> 子供のころ、よくツクシを収穫に行ってました。 持って帰るとばあちゃんが卵とじにしてくれ、これがけっこう好きで楽しみでした。 今は、妻も子供たちもツクシきらいなので、全く食べなくなりました・・・。 いつか、自分なりに卵とじにして、懐かしい味を楽しもうと思います。

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 スギゴケ

ご無沙汰してます! 学習塾RainBowの科学の部屋の時間です! 今回はスギゴケについて 中学理科では頻出のスギゴケ。 実際に見たことありますか!? けっこう身近なところで見つかりますが・・・。 おそらく認識できてないんじゃないかと思います。 私の撮った写真を見て、自宅付近にもないか?探してみよう! ちなみに・・・。雌株には胞子のうがある!と習いますが・・・。 この橙色で細長いとんがったヤツです! で、これがついてるのとついてないのがあるのがわかります? 教科書や問題集で、絵が載ってますが・・・。 こうやって実物見ると理解が深まりますよ~。 <スギゴケ> コケ植物・・・根茎葉の区別がない植物。 仮根をもち、からだを岩などに固定。 維管束はなく、からだの表面から水分吸収。 そのため湿り気の多いところに生息。 胞子のうは雌株にしかなく、雄株にはない。 葉緑体をもち光合成をおこなう。

学習塾RainBow 科学の部屋 椿と山茶花

ちなみに写真は晴れた日のサザンカ。 みなさんは椿と山茶花どう違うか?って気にしたことあります? 今回はその違いを解説! 冬の花の代表格!といえば、やはり椿と山茶花ではないでしょうか? しかし!それにしてもよく似ている・・・。 それもそのはず。 どちらもツバキ科ツバキ属なので、基本同じ種類の植物ということになります。 では見分け方スタート! ①花の形を見よう! まずは椿をご覧ください。 これが椿の花。 こちらは山茶花。 一概には言えませんが、椿はカップのような形で、山茶花のほうが平らなイメージ。 ただし、これは一般的な椿と山茶花の違いで、それぞれ様々な品種があるので注意! ②花の散り方 椿の木の下。 山茶花の木の下。 椿は花弁が散らずに、花ごと落ちる。 山茶花は花弁が一枚一枚散る。 これはかなり見分けるのには役立ちます。 ③花期 山茶花が10月ごろ~1月ごろ 椿が12月ごろ~4月ごろ という感じで、山茶花は秋に咲き始め冬の間に散り 椿は冬に咲き始め、春に散るという具合です。 もちろん地域差や個体差があるので、これも注意が必要です。 ④葉の大きさ 椿の葉。 山茶花の葉。 これだけ見てもわからないですよね・・・。 一般的に椿のほうが、山茶花より葉が大きめ。 あとは葉のつけねに毛が生えてるのが山茶花。毛がないのが椿。 とこんな感じですかね。 あとはたたずまいかな。 これでみなさんも見分けられますね! ちなみにボクの行動範囲では、圧倒的に山茶花が多い。 みんなも探してみてね! <ツバキ> 被子植物 双子葉類 キク類 ツツジ目 ツバキ科 ツバキ属 ツバキ(ヤブツバキ) <サザンカ> 被子植物 双子葉類 キク類 ツツジ目…

別府市 学習塾RainBow 科学の部屋 カマキリの野外観察

散歩中、たくさんのカマキリに出会います。 ほとんどが葉っぱのうえでじっとしてるものが多い。 しかし! 今日見つけた1匹のカマキリ・・・。 なんかをじっと見てる感じ・・・。 その視線の先をよく見てみると・・・。 ナナフシがいたんだ! これ、マジでよく探さないとわからないレベル。 位置関係はこう! おそらく、カマキリはなんか動いたなぁと思ってそちらを凝視してるのだろう。 もしかして生き物がいるんじゃないか? ナナフシは夜に活発に動き、昼はじっとしている。 当然、天敵に狙われないためだが ちょっと動いたところを運悪くカマキリに見られちゃったのだろう。 まずナナフシがカマキリの存在に気づいてるのか? これは正直わからない。 ただ、この段階でほぼ動かず、葉っぱを食べるそぶりもないことから、気づいてるんじゃないか?と思いました。 こうなると持久戦。 少しでも我慢できず、ナナフシが動いたら、カマキリは生き物認定してつかまえようとするでしょう。 距離があるので相手がバッタとかなら厳しいところですが、今回は飛べないナナフシ。 ナナフシもある程度早く動けますが、素早いカマキリほどではない。 つまり、にげのびるのはかなり困難。 ナナフシが全く動かず、カマキリがしびれを切らし、ここら辺に獲物がいないと判断すれば、カマキリは何もせず去っていくでしょう。 しばらく見てましたが、この勝負、どれだけ時間かかるかわからない・・・・。 というわけで、ふと時間見たら出勤しないといけない時間に近づいてた・・・・。 ここで断念し、帰りました。 勝負の行方、どうなったんでしょうね!?

別府市 学習塾RainBow 飼育室 カマキリの孵化

今回はクワガタの話ではないんですが・・・。 冬に散歩中に見つけたカマキリの卵を持ち帰ってたんですが 昨夜なんと! 孵化しました! 最初はなんとなく泡の先がなんか飛び出てるなぁと思いました。 よく見るとカマキリやん! 孵化してるやん! というわけで取り出して間近で観察! 出てきてる! すごい!感動! というわけで・・・。 カマキリの孵化、成功です! これからがんばってえさやりして育ててみます!