Category: 科学の部屋

学習塾RainBow 科学の部屋 マムシグサ

マムシグサって知ってます? 葉の部分がマムシに似てる!ってことでついた名前だそうです。 標高の少し高い山中に多く、 山に行きまくるボクはあちこちで見ましたが 例を挙げると鶴見岳や志高湖周辺、久住高原なんかでも見ました。 写真は先日鶴見岳に行った時のものです。 毒があるので要注意!特に根っこは危険! <マムシグサ> 被子植物 単子葉類 オモダカ目 サトイモ科 テンナンショウ属 マムシグサ 秋になるとトウモロコシみたいな形の真っ赤な実をつける。

学習塾RainBow 科学の部屋 アオスジアゲハ

アゲハのなかまはチョウの中でも、大きいものが多く、しかも美しいものが多い。 今回のアオスジアゲハも超美しいです! チョウの仲間は、とびまわるのでなかなか写真が撮れませんが、今回ラッキーでした。 蝶といえば、花の蜜を吸うということで、花のまわりにしかいないイメージだが・・・。 この種は、もちろん花の蜜を吸うため、樹木や花のまわりで見られるが、水たまりなどで水を飲んだりするので、まったく花がないところで見られることがある。 <アオスジアゲハ> 節足動物門 昆虫綱 チョウ目 アゲハチョウ上科 アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科 アオスジアゲハ族 アオスジアゲハ属 アオスジアゲハ 他のチョウと同じく、卵→幼虫→蛹→成虫と変化する完全変態。 幼虫の食草はクスノキやタブノキなどである。 ※チョウの幼虫は葉っぱならなんでも食べるわけではない。食草が種によって決まっており、それ以外の葉は食べない。例えばモンシロチョウはアブラナ科(アブラナのほかにキャベツやハクサイなど)を食草とする。オオムラサキが激減しているが、その理由の一つに食草であるエノキのなかまが減っていることが挙げられる。

学習塾RainBow 科学の部屋 シロテンハナムグリ

ハナムグリは小型の甲虫で、花にもぐりこんでエサをとることからその名前がついているが、このシロテンハナムグリは、ハナムグリの中では大型であり、花にはあまり集まらず、樹液に集まる。 クワガタやカブトムシ採集のときによくみられる。 その名の通り、からだに白い点がある。 <シロテンハナムグリ> 節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 カブトムシ亜目 コガネムシ下目 コガネムシ上科 コガネムシ科 ハナムグリ亜科 ハナムグリ族 ハナムグリ亜族 シロテンハナムグリ属 シロテンハナムグリ カブトムシやクワガタなどの甲虫は一般的に、飛ぶときに固い前羽を大きく開き、薄くて透明な後ろばねも広げて飛ぶが、カナブンやこのハナムグリのなかまの多くは、飛ぶときに前羽は開かず、前羽と体の隙間から、後ろばねだけを広げて飛ぶ。 もし機会があったら、見てみてください。

学習塾RainBow 科学の部屋 アマリリス

今年も庭のアマリリスが咲きました! ちょっと前につぼみできてる!と思ってましたが・・・。 先日、ついに開花! きれいですね! 写真でわかるとおり、葉っぱは平行脈です。 つまり単子葉類。 <アマリリス> 被子植物 単子葉類 キジカクシ目 ヒガンバナ科 ヒッペアストルム属 ユリに似た大きな花が特徴。 白、赤、桃、黄などの色がある。 少し下向き加減(横向き)に咲く。 単子葉類なので、葉は平行脈、根はひげ根である。 園芸用として人気があり、球根が販売されている。

学習塾RainBow 塾長散歩「鶴見岳」&科学の部屋「ミヤマキリシマ」

今朝は小雨降ってましたが、いてもたってもいられず鶴見岳に向かいました。 ミヤマキリシマを見たかったんです。 雨降ってましたが、結構景色を楽しめました! まだ5~6割でしたが、かわいいミヤマキリシマがたくさん! ホントかわいい花だ! 山頂へ向かいました。 登頂成功! 眺め最高です! 山頂付近にもミヤマキリシマが群生してます! 6月半ばまで見ごろです。 みなさんもぜひ! <ミヤマキリシマ> ツツジの一種で九州の高山に分布。 被子植物門 双子葉植物綱 ビワモドキ亜綱 ツツジ目 ツツジ科 ツツジ属 ミヤマキリシマ 標高が高く、火山活動で生態系がいったん崩れたところに多くみられる。 ツツジのなかまなので、合弁花(花びらがくっついている)である。 ツツジについての詳細はコチラ

学習塾RainBow 科学の部屋 マイマイ

マイマイってなんでしょう? そうです!カタツムリのことです。 理科では軟体動物の例として頻出! 必ず覚えておこう! 理科の問題中ではカタツムリではなく、マイマイと書かれているので注意! かわった特徴として雌雄同体であることがあげられる。 1匹でオス、メス両方の生殖器をもち、交尾の際は相互に交尾するため、お互いに産卵する。 <マイマイ> 無脊椎動物 軟体動物門 ちなみにマイマイは腹足類に属する。 ナメクジとの違いは殻が退化しているか、していないかの違い。 軟体動物として、テストにもよく出る。 軟体動物として頻出なのは、ほかにタコやイカ、およびアサリなどの貝類とこのマイマイである。 しっかり覚えよう! カタツムリは晴れた日は殻の入口に薄い膜を張った状態で、湿気のある場所で休眠していることが多く、雨だと出てきて植物の葉などを食べる。 というわけで、雨の日や、雨上がりの草むらなんかで探してみてください。

学習塾RainBow 科学の部屋 マイマイカブリ

先日マイマイカブリを見つけました! マイマイとはカタツムリのこと。 マイマイを頭にかぶるように からの中に頭をつっこんで捕食する肉食の昆虫です。 においくさいので、見つけても素手でさわらないように! 飛べないかわりにめちゃめちゃ足が速い! <マイマイカブリ> 節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 オサムシ亜目 オサムシ上科 オサムシ科 オサムシ亜科 マイマイカブリ属 マイマイカブリ 日本固有種で、オサムシと同じなかま。 羽は退化し飛ばずに足で移動する。 カタツムリや、ミミズなどの小動物などを食べる。 全身艶消しの黒色であるが、個体差や地域による差、あるいは亜種などでは色鮮やかなものもいる。 (自分は真っ黒しか見たことがない。) 細長い頭部が特徴で、カタツムリのからの中の奥まで頭を入れることができる。 もともとにおいがある虫だが、さらに危険を感じると臭い酸性の液体を噴射するので、直接さわったり、おしりがわを目に向けたりしてはいけない。 鋭い大あごをもっているが、それでかみついて肉を食べるのではなく 噛みついて、消化液を注入し、相手をとかして食べる。 マイマイカブリは愛好家も多い昆虫である。 ボクもくさいことを除けば好きな虫の一つである。 ボクの少年時代、マイマイカブリと奮闘したときの話をかいた「哲也昆虫記~ファーブルになりたかった少年~マイマイカブリ編」を他ブログにて絶賛掲載中!→コチラから。 楽しい内容なので、ぜひ一度覗いてみてください。

学習塾RainBow 科学の部屋 モンシロチョウ

モンシロチョウは最もポピュラーなチョウの1つですよね。 この前、なんか変な形のモンシロチョウいるな~と思って近づいたら・・・。 交尾中でした。 チョウは中学では昆虫の代表例の一つとして出題されるし、小学校では結構その生態を勉強しますよね。 というわけで、しっかり覚えておくべき昆虫です! <モンシロチョウ> 節足動物門 昆虫綱 チョウ目 アゲハチョウ上科 シロチョウ科 シロチョウ亜科 シロチョウ族 モンシロチョウ属 モンシロチョウ 卵→幼虫→蛹→成虫のように変化する完全変態。 キャベツをはじめ、アブラナ科の植物を食草とする。 春~秋にかけて成虫を見ることができる。 越冬する個体は蛹の状態で行う。 年に何度も発生するため、短命だが長期間見ることができる。 幼虫は孵化後、まずは自身の卵の殻を食べる。このころは黄色く毛が多い。 葉を食べ始めると、緑色になり毛もうすいアオムシとなる。 4回脱皮し、およそ2週間ほどで蛹となる。 暖かい時期のさなぎは1~2週間で羽化するが 冬直前に蛹になったものはそのまま越冬する。

学習塾RainBow 科学の部屋 ムシヒキアブのなかま

ムシヒキアブとは 虫引きアブ そう!虫をエサにする昆虫です。 他の昆虫をとらえて、体液を吸います。 あちこちにたくさんいました! おそらくマガリケムシヒキだと思います。 他のアブより細長いからだが特徴です。 コガネムシなどが大好物らしい。 <ムシヒキアブ> 節足動物門 昆虫綱 ハエ目 ハエ亜目 ムシヒキアブ科 この種はそうそう人を刺すことはありませんが 同じ仲間のシオヤアブは哺乳類を刺すので、人間も刺される可能性があります。 また、その他のアブも普通は人を襲ってこないのですが、危害を加えると噛んでくる種もあり、腫れ上がったりすることがあるので注意が必要です。

学習塾 RainBow 科学の部屋 キイロスズメバチ

スズメバチはみなさんご存知ですよね? 危険な大型のハチとして有名ですが 実は日本には9種類ものスズメバチがいます。 もちろんどれも危険ですが、大きいほど危ないのは容易に想像つくでしょう。 最大のものはオオスズメバチですが 今回は散歩中、キイロスズメバチを見つけたので解説します! これもなかなか大きい! この時期なので、動きがまだ夏場ほど活発じゃないから撮れたんかな? とはいえ、危ないので見つけても近づかないように! 写真でわかるかどうか・・・。 同じくらいの大きさでコガタスズメバチがいますが 違いは羽の付け根。 写真のものは羽の付け根の部分が黄色い色をしていますが コガタスズメバチは黒なので、よく似てるけど見分けつきます! <キイロスズメバチ> 節足動物門 昆虫綱 ハチ目 ハチ亜目 スズメバチ上科 スズメバチ科 スズメバチ亜科 スズメバチ属 ケブカスズメバチ(キイロスズメバチ) ハチとしては大型で3cm近くにもなる。 (オオスズメバチは4cmほど) 日本ではほぼ全土に分布。 スズメバチの中でも攻撃性が高いので注意! ハチといえば花の蜜を吸うというイメージ(ミツバチなどによる)が強いが スズメバチの仲間は、花の蜜、樹液など以外に、他の昆虫を食べるという肉食性も持つ。 特にミツバチなどを狩って捕食することが多い。